天文宇宙検定

第9回 天文宇宙検定 というものを受けてみました。

この検定の存在は知っていたんですが近所に試験会場が無かったので特に受けることを考えたことが無かったのです。しかしWebをうろついていたら仙台に試験会場が出来ているのをたまたま見つけてしまいました。しかも受付締切を過ぎていたのですが(受験者が足りないのか?)ネットでの受付を延長していたのでポチッと申し込んでしまったのです。

このところ忙しくてBlogの更新もままならない日々を過ごしていたし、星の見れる晴れ間もなかなかなくフラストレーションがたまっていたのでよい気晴らしになるかなというのもあったと思います。それに天文普及の一環として他人に勧められるものなのかどうかも確認したかったので自分で受けてみたいというのもありました。

天文宇宙検定は1級から4級までの4つの検定があります。公式ページには以下のような記述があります。

○1級 天文宇宙博士
 理工系大学で学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文関連時事問題や天文関連の教養力を試したい方を対象
○2級 銀河博士
 高校生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天文学の歴史や時事問題等を学びたい方を対象
○3級 星空博士
 中学生で学ぶ程度の天文学知識を基本とし、星座や暦などの教養を身につけたい方を対象
○4級 星博士ジュニア
 小学生が学ぶ程度の天文学知識を基本とし、天体観測や宇宙についての基礎的知識を得たい方を対象 4級は小学生程度

1級の受験資格は2級合格者ですからいきなり1級は受けられませんでした。2,3,4級は同日に複数の級を受験できるようです。とりあえず3級と2級を受けてみることにしました。中学、高校レベルなら楽勝だろうと思ったのですがそんなに甘いものではありませんでした(汗)。

試験は50分でマークシート方式。1級と4級が40問、2級と3級が60問です。1,2級が70点以上、3,4級が60点以上で合格だそうです。2級と3級には問題文に☆印があるものが配点2点、無印の問題が配点1点です。1,4級は分かりませんが同じようなものなのでしょうか?。

試験時間としては60問を50分で解くのは結構忙しいですね。3級はほとんど知識を問う問題ですから知らないことはいくら考えてもほとんど手が出ません。分かるところは解答して残り時間は粘って考える要素も無いので時間が余りました。ちゃんと勉強した人には時間が足りないかもしれません。2級の問題は、分からなくても原理的に考えれば選択肢が絞れる問題がありましたのでもう少し粘れる感じです。結果的には2級は時間が全然足りませんでした。

2級、3級を受験した感想としては広範な知識を覚えているかを問う試験という感じですね。教養としての天文に触れるにはいいのではないかと思いました。数学、物理的な訓練は受けていなくてもちゃんと勉強すればバランスよく教養が高められると思います。ただ、範囲は広大です。天文学から宇宙開発、神話、暦、天文史、星座や天体の知識までこれでもかというくらい範囲が広いです。確かに3級の知識を正確に身につければ星を見ていてもいろいろ楽しめるし、2級の知識を正確に身につければ観望会を開いても話題に困らないだろうなと思いました。その意味でも星好きの人は一度勉強してみるのもいいのかもしれないと思ったのでした。ただし重箱の隅を突くようなもうちょっと教育的に考えてもらいたい設問もあるので、結果に一喜一憂するのではなく気楽に勉強してその確認の意味で気楽に受験するのがよいでしょう。この類は民間のお遊び検定なので自らが学ぶためのペースメーカーとして活用するのが吉です。

1級は大学で学ぶ程度ということなので大学初年度程度の計算問題も出るんですかね。数学や物理はどの程度の知識が要るのでしょう(←全然調べてない奴^-^;)。来年は1級を受けてみようかな。えっ?ちゃんと勉強しないと受からないって?その前に2級に受からないと1級受けられないって?試験翌日の昼に公式ページで解答速報が出てましたので自己採点してみました。とりあえず2,3級は合格したようです。(結構ケアレスミスがあって凹みましたけど・・・)成績優秀者には望遠鏡や双眼鏡などの豪華商品がもらえるチャンスがあるそうなのですが、それを狙う人はケアレスミスをしないようにちゃんと勉強して、ちゃんと問題文を読まないとだめですね(^-^;)

試験会場が遠い人には高い交通費をかけてまでは勧めませんけど、 試験会場が近くにあり、とりあえず興味のある人には勧めてもいいかなと思いました。 できればオンラインで受験できるようなシステムの整備を望みます。