新天体を見つけてみたい

彗星、小惑星、新星、超新星・・・
新しい(今まで知られていない)天体を見つけることは星を見ることを趣味とした人にとっては一度は夢見たことではないでしょうか。

彗星は発見順に3名までの名前がつきます。未だに大彗星として語られる池谷・関彗星は池谷さんと関さんが発見した彗星です。小惑星は発見者に命名権が与えられます(ただし10年ルールというものがあって発見から10年が経過するとその小惑星の軌道を決定した人に命名権が移ります)。新星、超新星は第一発見者(報告者)の名前が残ります。名前が付くのもうれしいですが、なにより自分が発見するということ、サイエンスに貢献できる(かもしれない)ことが醍醐味でしょう。

2013年2月15日にロシアのチェリャビンスクに落下した隕石を記憶している方も多いと思います。直径15~18mの隕石が落下して相当な被害がでました。このように地球に接近して落下する危険のある小惑星を地球近傍小惑星(NEO)といい注意が必要です。NEOを探すために全天サーベイをするプロジェクトがいくつも行われています。パンスターズとかリニアなどが有名です。全天サーベイをするということは彗星や新星なども根こそぎ発見してしまうわけです。最近の彗星はパンスターズ彗星とかリニア彗星が多いのは発見者としてこれらのプロジェクト名が付いているからです。

全天サーベイプロジェクトが始まって以来アマチュアが彗星や小惑星を発見するのが難しくなってきたのは事実でしょう。一時はもうアマチュアが新天体を発見するのは無理だとまで思われましたが、実際はアマチュアの発見も少ないながらなくならない状況です。自動全天サーベイでは発見できないようなものも数多くありそうですし、タイミングの問題もあるのでしょう。現状ではアマチュアによる新天体発見も絶望的ではないので始めるなら今なのでしょう。たぶん20年後には自動サーベイの技術が進歩していてアマチュアの入り込む余地がなくなっているかもしれません。

というわけで、新天体を発見するにはどうしたらいいのかをWebで検索してみました。備忘録としてとりあえずここに記しておきます。このあたりを取っ掛かりに勉強してみようかな。

第 1 回新天体捜索者会議集録

第 2 回新天体捜索者会議集録

超新星捜索のすすめ

新天体の確認作業と位置測定

アストロメトリカを用いた位置観測

NAOJ 新天体関連情報

彗星会議

彗星といえば・・・・どんな彗星を思い浮かべるしょうか。思い出に残る大彗星を思い出す人が多いと思いますがその彗星によって年代がばれてしまうという弊害もあります。池谷関彗星/ベネット彗星/ウェスト彗星/ハレー彗星/百武彗星/ヘールボップ彗星/マックノート彗星・・・

最近ではアイソン彗星が大彗星になると期待されましたが近日点に接近する途中であえなく崩壊してしまったのは記憶に新しいところかと思います。もちろんそれほど明るくならない暗い彗星は常に夜空にある状態なのですがあまりに暗くて一般の人の話題には全く登場しない状態です。

それでも彗星愛に溢れる人々による彗星会議が今年も開催されました。会場は宮城県の大崎市、パレットおおさきと川渡温泉の玉造荘を舞台に彗星愛が爆発しておりました。今回は地元の高校生による研究発表もあり、講演会が一般聴講可能という会になりましたので150名近い参加者を得て盛会となりました。もちろん日本全国からの彗星観測者、彗星愛好者の参加で熱い議論が戦わされ夜の懇親会もとても有意義なものとなりました。

来年は高知県での開催です。池谷関彗星の関さんの地元ということで来年も盛り上がることでしょう。 写真は超新星発見で有名な板垣さんからの差し入れの「豆の板垣のバターピーナッツ」です。

超新星発見で有名な板垣さんからの差し入れ。ご存知「豆の板垣」のバターピーナッツ