メシエカタログというのは18世紀から19世紀初頭にかけて活躍したフランスの天文学者 シャルル・メシエ(Charles Messier)が編纂した天体のリストです。 メシエは彗星捜索をしていたので、彗星と見間違うような星雲のリストを編纂して彗星と区別しやすくしていたのです。 M1からM109までの天体がリストアップされていますが、当時のメシエは小さな望遠鏡を使用していたため星雲と称していたものは後に球状星団だったり銀河だったりします。 われわれの太陽系がある天の川銀河の外に別の銀河が存在することが分かったのは1900年代なのでメシエの時代には恒星以外のぼんやりした天体は星雲か星団だったのでしょう。
メシエカタログは第1巻(1774年 M1-M45)第2巻(1781年 M46-M68)第3巻(1784年 M69-M103)と発表されているそうです。 M104以降はメシエの没後メシエが観測していながらカタログに載せていなかった天体を後世の天文学者が追加したものです。 M40はメシエが二重星を見間違えたものだそうで現在欠番になっています。 他にもM102が欠番となっています。
メシエ天体は写真集も出版されていますし、Webで探せばいくらでも素晴らしい写真を見ることが出来ます。
メシエが小望遠鏡で彗星を探していたときに作られたカタログですから、現代の性能のよい望遠鏡ではとても見やすい天体が多いです。
カメラもデジタル化されて少し努力すれば誰でも写せる時代になりました。
早春にはメシエマラソンと称する、一晩で全てのメシエ天体を見るイベントも各地で行われています。
このような時代にメシエ天体を撮影して載せる意義があるかどうかは分かりません。
ここで載せる写真はSeestar S50という自動撮影望遠鏡で撮影をしています。
Seestarは2013年に登場した安価な天体写真用望遠カメラとでも言いましょうか、スマホから対象を指定するだけで探し出して撮影してくれるというお手軽天文製品です。
お手軽撮影でもこの程度に写るんだなという見方をしていただければいいと思います。
また同一機種で撮影していますので天体の大きさの比較もできますのでご活用ください。
撮影データは以下の通りです。
比較的入手しやすい機材でのお手軽撮影です。
撮影場所は住宅地の自宅玄関前、蔵王、海沿いなど様々ですがほとんど宮城県内です。
| Camera | Seestar S50 |
| Lense | D50mm f250mm F5 |
| Filter | None/Internal Dual Band Filter |
| Ex | Gain 80 / Exp.10sec |
| 散開星団 | 5min. |
| 球状星団 | 10-15min |
| 散光星雲 | 10-20min. |
| 銀河 | 20min.~ |