星座の大きさとは星座の広さのことです。 星座は全天に88個ありますが、それぞれ境界線で区切られています。 その中の広さのことを星座の大きさと呼んでいます。 大きな星座もあれば小さなものもあります。 一番大きな星座は「うみへび座」です。 一番小さな星座は「みなみじゅうじ座」です。 うみへび座の広さはみなみじゅうじ座の広さの19倍にもなります。 ちょっと不公平な気もしますね。
星座の大きさは平方度[deg2]という単位で表します。
土地の面積でしたら平方キロメートル[km2]や平方メートル[m2]、坪[3.3m2]などで表しますが、宇宙は遥か先まで広がっているのでこのような広さを表す単位を使えません。
そこで角度を用いて表すのです。
天球でいえば、赤経1度赤緯1度の四角で囲んだ広さが1平方度となります。
ただし平方度というのは計量法で認められた単位系ではないので正式には度ではなくラジアンを使った立体角(単位はステラジアン[sr])で表すべきなのですが星座の解説本などでは慣例的に平方度を使って表しています。
本来はステラジアンで表すべきだということは覚えておくといいでしょう。
現在使われている星座は1928年にIAU(国際天文学連合)が星座の境界線を採択したことで決まりました。 星座の起源は紀元前数千万年前の古代メソポタミア文明にまで遡ると言われていますが、現在の星座が正式に決まったのは1928年なのです。
大型の望遠鏡が欲しくなるときってありますよね。 ある日憧れの大型望遠鏡が売りに出ていることを知りました。 値段的にはギリギリ何とかなりそうな気もしますが、日常的に出し入れをして使用するには大きすぎる気もしました。 それでも諦めきれずとりあえず見に行くことにしました。
実際に望遠鏡を見てみるとやはり大きすぎでドームに据え付けて使用するしかなさそうです。
土地を用意して観測小屋を作ってこの望遠鏡を設置するのは金銭的に無理です。
しかたなく諦めようとしていたとき、望遠鏡を売りに出していたおじいさんが思いがけないことを言いました。
「この望遠鏡はもう使わんから、観測小屋と土地もつけてやるよ。」 一瞬耳を疑いました。
そんなうまい話があるのだろうかと。
おじいさんは更に畳み掛けるように言うのです。
「もうわしも歳じゃからあまり星を見る元気も無いんじゃ。この望遠鏡を使ってくれる人がいるなら全部込みでこの値段でいいから。」
私は観測所を指差しながら思わず声が出ました。
「うおお!小屋込み?」
もう覚えましたね。(もちろんこの話はフィクションです)
星座の大きさの順番を忘れたときには「うおお!小屋込み?」と思い出してください。
| 星座名 | 大きさ(平方度) | 順位 | |
|---|---|---|---|
| う | うみへび座 | 1302.844 | 1 |
| お | おとめ座 | 1294.428 | 2 |
| お | おおぐま座 | 1279.660 | 3 |
| ! | |||
| こ | コンパス座 | 93.353 | 85 |
| や | や座 | 79.932 | 86 |
| こ | こうま座 | 71.641 | 87 |
| み | みなみじゅうじ座 | 68.447 | 88 |
うみへび座は東西にとても長い星座です。 上りはじめから上り終わるまでに10時間くらいかかります。 この写真はフルサイズの一眼レフに焦点距離が14mmの超広角レンズをつけて撮影しています。 明るい星があまり無いので分かりにくいですが、春の星座のしし座とおとめ座が見えるときはその下に長いうみへび座があることを意識するといいかもしれません。